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その先に続く道

01:34

私は年に数回だけ企業や病院で研修の講師をする。

その度にいつも激しい憤りを感じる。
それは研修を受ける社員や職員の方々へではなく・・・。


研修や講習を受けさせ、企業の代表の方は何をしたいのだろう?
受けさせて『はい以上!これで大丈夫!』なんて思っている管理職が多すぎるように感じる。

もちろん研修を受ける社員職員の方にも研修を受ける事によって再確認や
新たなスキルアップに繋げて頂きたいし、受ける側の学ぶスキルも必要ではあります。


でも教育に重点を置いていない企業や病院は研修後は放置プレイだ。
それじゃ時間とお金の浪費にしかなるまい。
『うちはこんな研修受けさせてるんですよ~』って、企業の自己満足でしょ、これじゃ。

そんな中で勉強させられる社員は研修に参加すれば参加するほどヤル気を失くす。


研修の内容をどう業務で活かしていくかは上の人達の大切な役目のはずだ。
それを放置するばかりか改善する気配もなければ意味はない。



最近私は講師のお話が来る度に確認をとる事にしている。
『研修後はどうされるんですか?』ってね。

自分が実際働いた企業や病院でも多くの職員さんから同じ不満が出ていた。
どうせ勉強しても上は何も改善する取り組みをしてくれない・・・ってね。
私は自分が働く職場でそれを変えた。
変えてきた。
管理職だからこそ出来る事はたくさんあるはずだ。
社員職員さんが働きやすい勉強しやすい業務の改善発展を出来るはずだ。
主役は管理職ではない!
縁の下の力持ちであれ、エライのではないのよ。

社員職員さんが活き活きと前向きに働く姿が最高のご褒美なのであって
そしてその先には主役である患者様やお客様がいるんですよ。



なんて・・・ちょっと怒りモードのそんな一日。


その先に続く道を切り開く為の準備をするのはこれを読んで立ち止まってくれた貴方です♪
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Words of encouragement

22:56


九州にある某大学病院の看護師長から頂いた言葉。


『あなたが正しい事をしようとするなら
 理解してもらえない人を納得させる事に時間をかけるより先に
 同じように正しい事をしようとしている人の手を握りなさい。』


挫けそうになった時にいつも思い出す言葉。
私の行く先には何故いつでも大きな大きな壁があるのだろう。
でも大丈夫。
私は強い。



幼い頃から辛い時には強くなれ強く生きろという声が聞こえてきた。
『鼻緒の様に強く美しく』とお婆ちゃんからつけてもらった私の名前。
あぁ、天国のお婆ちゃんの声か・・・(笑)
いや、父も母も口癖のように言ってたかな。
そんな事を思い出したそんな一日。



可愛げがないなぁ
美しくもないな(爆)

BLACK JACKを探して・・・

17:45

ブラックジャック



昨日仕事帰りに40周年を迎えたブラックジャックの完全保存版のムック本買ってきました。
ブラックジャックは私にとって幼い頃からの最も愛すべき漫画です。
今回のムック本は個人的にはファンとして大満足。
手塚プロダクションが監修しているので愛溢れる内容になっています。


皆様『内臓逆位』って知ってますか?
普通人間の心臓は左にありますが、内臓逆位は心臓も右で内臓系が全て逆にある事を言います。
私はその内臓逆位で産まれてきました。
産まれた時には両親とも知らされてなかったようで、
私が保育園の頃に登園拒否の理由の為に『歩けない』と嘘を言って病院で検査した時に発覚しました(笑)。
その時の先生はレントゲンを見ながらガハハと豪快に笑いながら母にそれを告げたのですが、
私には先生に『歩けないという嘘』がばれていた事にドキドキで
心臓が右にあるという事が普通と違うんだと気付かないでいました。

それからも左利き右利き位の感覚でいたので当たり前に同じような人がいると思っていたんです。
健康診断の時に『あなたは心臓右?左?』なんて聞くと皆に『はぁ?心臓は左だよ』とよく言われました。

小学校の時も中学の時も健康診断で心電図を取る時は黙っていたのですが
『大変!心臓の動きが弱いです!』とか言って大騒ぎになるのでビックリ。
それが結構面白かったので黙っていたりしたのですけど。
今更ですがゴメンナサイですよね。
心電図取るのも逆に付けなきゃダメなんですね。

ある病院ではモルモット的な事をされ嫌な思いもしましたが
扁桃腺肥大でよく入院していた掛かり付けの病院では全く良心的で
レントゲン技師も驚いたりしないでしっかりとやってくれたのでホッとしました。
実はその病院こそ今私が働く病院だったりするのです(笑)。
何年か前に健康診断で行った近所の某病院では、レントゲンを取るなり看護婦さんや先生が大騒ぎしてしまい
『今レントゲン取る時に後ろ向きに立っていませんでしたか?』なんてアホな事を言い出す始末。
何馬鹿みたいに騒いでるんだろうな~と思ったのですが、勉強不足ですね全く。
その病院では『後日大事なお話があるので必ず来てください』とか言われてしまう。
で、仕方なく後日病院へお伺いするとドクターの所へ通されて
『今まで心臓失陥はありましたか?』とか
『調べてみましたが、内臓逆位は子供が出来にくいという話が』とか言いのけるドクター。
あの・・・話してるそれってば・・・
しっかりとした根拠も無いネットで調べられる範囲を言ってるだけですよね?(笑)という事で
まぁ、遭遇したのが私が初めての様だから仕方がないかなと。

実際私は今のところ普通の人と同じように差し支え無く暮らしています。
扁桃腺肥大とか慢性中耳炎とかありますけど、取りあえず関係ないと思います。

ただ心配なのはこの先内臓系を手術するような事があった時に安心して頼めるドクターがいるのかどうか。
事例が少ないからこれだけはかなり心配だったりします。



という事で、ブラックジャックは私にとって特別なんですよね。
もちろん漫画の主人公というだけで実在していないのはわかっていますけどね。
実際内臓逆位に対応できる病院やドクターを探している人は沢山いらっしゃいます。
私のブラックジャックはどこへいるのやら(涙)。


※ブラックジャックでは『ピノコ・ラブストーリー』で内臓逆位の手術が描かれています。



sound in sympathy 今日の出来事

23:59

free018.jpg


私の職場に加賀さん(仮名)という女性が働いています。
もう70歳に手が届く位でしょうか。
体力こそ衰えて来たものの、彼女がこれまで培ってきた知識と行動力はそれを超えるパワーがある。
私が入職したての頃、一から教えてくれたのも加賀さんだった。
加賀さんはとても厳しく、思い切り怒鳴られる事もあった。
それでも私が彼女を尊敬してやまないのは彼女に深い愛情があるのがわかっていたから。

あれはいつだったか。
入職して1週間位のことだったと思います。
私が一人でやって覚えたい仕事があったので、それを加賀さんに伝えると
『そうだね、わかった。私が見ててあげるから一人でやってごらん。』と行って下さり
私は早く業務を身につけたいと一生懸命一人でやってみた。
それを見た主任が加賀さんを猛烈に叱りつけた。
『まだ新人なのに何一人でやらせてるの!?
 加賀さんが付いていながら駄目じゃないの!』

そう言い放つと病室からカンカンになって主任は出て行った。
私のせいで加賀さんが怒られてしまった事に申し訳なくって
『私のせいで本当にすみませんっ!』と謝ると
『いいのよ、いつもの事よ!大丈夫大丈夫♪』とケラケラっと笑って応えてくれた。

私は主任が直接私に怒らずに教育係の加賀さんだけを叱っていた姿を見て
この主任がどれだけ加賀さんを信頼しているのか、
そして加賀さんもそれを理解しているのかが良くわかった。

私もかつてそうだったから。


ある時は身体を張って私を守り、ある時は真剣に叱ってくれる。
私は今でもそんな加賀さんを尊敬している。



そして今日の朝。

加賀さんが出勤してきたので今日の業務の指示を申し送ろうとした時に彼女は私の前で涙をこぼした。
『ワンちゃんが朝ね、死んじゃったの・・・
 もうね、金曜日から急に倒れちゃってね、苦しんで死んでいったの』

加賀さんは代々コーギーを飼っていた。
私の家でもコーギーを飼っているので良く話はしていたので、
彼女がどれほどワンちゃんを可愛がっていたか知っているので私も辛かった。
どれだけ出勤してくるのが辛かっただろうか。
たかがペットが死んだくらいで・・・と思う方もいるのはわかりますが、
家族や自分の子供のように一緒に暮らしたペットの死は本当に辛いのです。

うちでも長年一緒に暮らしてきたパグのベッシーが去年天国へ行ってしまってから
最近までお骨をお墓に入れる事は出来ないまま、家族の傍に置いてましたから。
星一徹みたいな父が巨体を震わせて泣いてましたし。
いまだに写真に話しかけたりしてます・・・。



そして今日の加賀さんは・・・。
辛い気持ちは堪えて患者様に最善を尽くします。
気力を振り絞っていつも通り走り回ります。




バタバタしながら気がつくと16時。
今日の私の勤務は16時までだったので、申し送りをしようとしたところ
加賀さんとウマの合わない五反田さん(仮名)の二人が泣きながら話をしていました。
五反田さんは16時半から夜勤での勤務で出勤したところでした。
今の今まで五反田さんは大人げなく毎日のように加賀さんを無視していました。
無視は勤務中も続くので正直言って仕事に差し支えがあったのです。
上に言っても解決する術を知らない人達ですから、まぁ、私に回ってくるわけですよ。
『ねぇ、jilさんどうにかしてぇ!』と。
加賀さんも五反田さんも人生の大先輩ですから、私も悩みました。
私が主任だったらいくらでもね、スパッと解決させてしまいますが
残念ながら私は今の職場では最強の偽善者目指し奮闘中の身でして・・・。
でもそろそろ3人で話し合いでも持とうかなと思っていた時だったのですが、
そんなトラブル中の二人が話をしている姿に皆でビックリ!

五反田さんもワンちゃん大好きなんですよね。
だからなのか、加賀さん、出勤してきた五反田さんに思わず悲しみを打ち明けてたのだと思います。
二人が話す姿は本当に久しぶりでした。
五反田さんも話を聞きながら『そうよね、そうよね』ってうなづいています。


そこで他のスタッフに
『仕事中だってわかっているけれど、今日だけはあのまま話させてあげたいんだけれど』と言うと
皆うんうんうん!と揃って嬉しそうに頷きます。

丁度今日はスタッフの人数も多めに組まれているので仕事に差し支えなし。


私は仕事での仲良しクラブは絶対に良しとは思いませんが、
せめて今日くらいはね、いいんじゃないかと。
いつもいつも皆一生懸命走り回ってますから。
注意しても加賀さんと話そうとしなかった五反田さんが親身になって話を聞いているんだし。


今日だけはね。


という事で、加賀さんと五反田さんの姿を嬉しそうに横目で見ながら皆仕事してました。
皆の優しさにも感謝しながら私は退社。


病院玄関を出た時に遠くでワンちゃんが鳴く声がするような気がした。
そんな一日でした。







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